こじろうの病気について

   ■ 他の病気の記録


2002年2月10日撮影
両脚とも湾曲している
特に右脚がひどい

こじろうが病気であると疑うまでの経緯

こじろうは5ヶ月ごろから骨が曲がり始めました。 動物病院で大丈夫なのか聞いてみると、 「フローリングのせいで曲がったのでは?」と言われただけで、 そういう話を良く聞くので楽観視していました。 少しずつ曲がり方がひどくなって行きましたが、 やっぱり病院では何も言われなかったので、 少し不安を抱きつつもそのままにしていました。 こじろうはアルファが強い子のようで、 なかなか噛み癖が直りませんでした。 近所の犬に対抗しているうちに、吠え癖もひどくなって行きました。 同様に散歩時のひっぱり癖もとてもひどかったです。 そこで訓練所に相談に行くと、 「しつけ教室で直すのは無理」と言われ、預託する事にしました。 月6万5千円。決して安くはないけれど、 こじろうが良い子になるのなら・・・と思い、 昨年の12月初めに訓練所に預けました。 面会は2週間に1回で、普通にお散歩などをしました。 ある日、同市内にお住まいで同じ訓練所を卒業したトライ君と 飼主のギガポンさん、トラポンさんが面会の時に遊びに来てくれました。 そこでギガポンさんに言われたのは、 脚の曲がり方がひどいと言う事と、 トライ君もフローリングだけれどそこまでは曲がっていないという事でした。 そのひとことが病気だと本格的に疑い始めたきっかけでした。 それからインターネットで脚の湾曲について調べたりしていましたが、 こじろうと同じような症状の子は見つかりませんでした。 しかしある日、コーギーのホームページをいろいろと見ていたら、 「空とムサシのPhotoGallery」というホームページを発見しました。 TOPページの写真を見るとワンちゃんが2頭写っていて、 片方がコーギー、片方がMIXのワンちゃんでした。 空ちゃんとムサシ君のどっちがコーギーなのかなと思い、 とりあえずムサシ君のページへ。 写真を見るとMIXのワンちゃんでした。 びっくりしたのは、そのワンちゃんの脚の曲がり方がこじろうにそっくりだった事。 そのページにはムサシ君の病気の事が書いてありました。 そこで空&ムーママさんに速攻でメールしました。 しかもこじろうの写真を添付して。 空&ムーママさんから返信があり、 こじろうもやはり同じ病気なのではないかと指摘されました。 これがこじろうが病気だと疑った決定的な出来事でした。

こじろうが病気であると教えてくださった、ギガポンさん、トラポンさん、空&ムーママさん、 どうもありがとうございましたm(_ _)m

病気と診断されるまで

2月10日に隣の市にある動物病院へ行きました。 今まで行っていた病院はなんとなく不信感があったので、 インターネットで見つけたノア動物病院へ行く事にしました。 ノア動物病院のホームページではさまざまなコンテンツがあり、 ペットの病気について教えてくれる掲示板があります。 こじろうの病気について相談したところ、 とても親切にわかりやすく説明していただき、 とても好感が持てたので診てもらう事にしました。 当日はまず問診し、レントゲン撮影となりました。 その後、先生から説明があり、 成長板の早期閉鎖と診断されました。 もともと手術で治るんだったらやってもらおうと思っていたので、 手術について聞くと、 大学病院を紹介してくださるとの事でしたが、 大学病院は平日しか診察していないので連絡が取れたら 電話をいただけるとのことでした。 しかし、大学病院と言う事で、大抵2,3週間待ちなんだそうです。 早く診てもらいたいのに・・・と思いながら電話を待っていると、 なんと2月15日に予約が取れたとの事。 先生が「院長先生と親しい先生がいるので割と早く予約が取れるかも」とおっしゃっていましたが、 交渉してくださったんでしょうか? なにはともあれ目処が立ってとても安心しました。 そして大学病院の予約当日、こじろうを連れていき受付を済ますと、 10時半の予約なのにそれから1時間待たされました。 やっぱり大学病院って所は人間病院も動物病院も同じなんですね。 助手の方が問診、レントゲン撮影となりました。 それから再び1時間以上待ち、いよいよ先生による診断。 診察室へ入るとびっくり。 中にいたのは先生、助手の方、プラス学生らしき人々が5名ほど・・・。 こじろうの病気はなかなかない病気だったんでしょうね。 めちゃくちゃビビリましたよ本当に。 診断によると正式な病名は「尺骨成長板早期閉鎖症」でした。 それによって前腕の変形、肘関節の亜脱臼などの症状が出ているそうです。 このままでは悪くなる事はあっても良くなる事は絶対にないと言われ、 手術をする事になりました。先生の取り計らいで2月20日が手術日となりました。 それほど急を要する事なのかもしれないです・・・。

「尺骨成長板早期閉鎖症」とは

骨にはおのおの両端に成長板というものがあるそうで、 骨が成長する時にはそこから成長するそうです。 その成長板がなんらかの理由により成長途中で閉鎖してしまうと、 骨がそれ以上成長できず、さまざまな症状が現れます。 こじろうの場合、尺骨の成長が止まりました。 犬にも人間と同じように、肘から手首にかけて2本の骨があり、 関節で一つになっています。 2本のうちの1本が尺骨でその成長がとまると・・・ もう1本の骨は成長を続けますが、尺骨が成長しない為に湾曲する事になります。 そしてそれがひどくなると今度は成長を続ける骨によって関節が押され亜脱臼となります。 原因については脚に受けた衝撃ではないかとの事です。 と言ってもはっきりとはわからないそうで、先天的なものもあるかもしれないし、 その他にも原因があるのかも知れないそうです。 ただ、遺伝的なものは考えづらいとの事です。
★ 先生から頂いた図とメモ ★

病気について思う事

人間でも動物でも変わりません。 やはり「早期発見早期治療」が鉄則です。 その為には、飼主が多少なりとも知識を身につける事だと思います。 初めて犬を飼う人は特にたくさんの知識を身につける必要があると思います。 しつけを重視しがちですが、 健康な体があってこそのしつけなんですよね。 わたしも人の事を言えるような立場ではないのですが、 しつけにばかり気を取られ、こじろうの異変に気付いていながらきちんと対処できませんでした。 その結果、今の状態にあります。 少しでもおかしいなと思ったら、すぐにお医者さんに連れていくべきだと思います。 病気があったとしたら「わかってあげられて良かった」だし、 病気がなかったとしても「何もなくて良かった」です。 どっちにしろ「良かった」といえるのではないでしょうか。 お医者さんに連れて行かず、後々大変な事になった場合、 後悔してもしきれません。 何かおかしいと思ったらすぐに病院へ。 異変に気付く為には日頃からワンちゃんをよく観察し、 さらに犬の体についてひととおり知っておく事が必要だと思います。 特にこじろうのような骨が曲がってしまうような病気は、 徐々に曲がっていくので発見が遅れる恐れがあります。 でも、前もってこういう病気があるんだという知識があれば、 早期に治療できたと思いますし、ワンちゃんにとっても負担が少なくて済むでしょう。
最後に、多くの人にこの病気を知ってもらいたいと思います。 また、ワンちゃんがこじろうと同じ病気を発症している事に気付いていない飼主さんがこのページをみて、 「もしかしたら・・・」と少しでも思っていただけたらいいなと思い、 このページを作りました。


Home